ハンガリー中央統計局（KSH）が11日発表した10月の消費者物価指数上昇率（インフレ率）は前年同月比3.9％となり、9月の3.6％から上昇した。光熱費と自動車用燃料の上昇が物価を押し上げた。
\品目別では、天然ガスと熱向けの助成措置が廃止されたため、光熱費が前年同期比で5.9％上昇。自動車用燃料を含むその他の消費財と食品もそれぞれ7.4％、5.1％と高い上昇率を示した。中でも自動車用燃料は17.8％も上昇した。衣料品、サービスのインフレ率は各3.2％、2.5％。耐久消費財はマイナス1.2％だった。
\物価変動の激しい食品と燃料価格を除いた10月のコアインフレ率（季節要因調整済み）は
\前年同期比3.0％。1-10月期の平均インフレ率は1-9月期と同じ前年同期比3.9％となった。
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