2012/1/4

CIS諸国

ロシア・ベラルーシ・カザフスタンの統一経済圏が発足

この記事の要約

ロシア、ベラルーシ、カザフスタンは1日、統一経済圏を発足させた。2010年7月の関税同盟に続くもので、労働力と資本の移動を自由化し、経済統合をさらに一歩進める。\ 3国は経済統合を発展させ、他の旧ソ連諸国を加えた「ユーラ […]

ロシア、ベラルーシ、カザフスタンは1日、統一経済圏を発足させた。2010年7月の関税同盟に続くもので、労働力と資本の移動を自由化し、経済統合をさらに一歩進める。

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3国は経済統合を発展させ、他の旧ソ連諸国を加えた「ユーラシア経済同盟」を創設する方針。2011年11月には関係文書に調印し、2015年の発足を目指している。

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ユーラシア経済同盟は、欧州連合や中国に対抗できる政治的・経済的勢力を形成しようとするプーチン首相が提唱したものだ。ソ連崩壊によるナショナリズムの台頭で弱体化した独立国家共同体(CIS)諸国にとっては、一体化で経済の強化が図れるメリットがある。

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