2012/1/4

ロシア

ズベルバンクと仏BNP、消費者金融事業で提携

この記事の要約

ロシア大手銀行のズベルバンクと仏同業BNPパリバは28日、消費者金融事業で提携すると発表した。ズベルバンクが70%、BNPパリバが30%を出資して2012年夏までに合弁会社Cetelemを設立、ロシアの消費者金融市場で3 […]

ロシア大手銀行のズベルバンクと仏同業BNPパリバは28日、消費者金融事業で提携すると発表した。ズベルバンクが70%、BNPパリバが30%を出資して2012年夏までに合弁会社Cetelemを設立、ロシアの消費者金融市場で30%のシェア獲得を目指す。新会社は消費者が商品を購入する小売店などで割賦販売サービスを展開する。ズベルバンクの支店網とBNPパリバのCetelem事業の消費者金融に関するノウハウを活用する。

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ロシアでは最近、英HSBCや英バークレイなどの外資系大手がリテール金融事業から撤退している。欧州債務危機を受け、金融業界はリスクの高い事業を避ける傾向にある。自己資本比率の確保など欧州の銀行はバランスシートのスリム化を余儀なくされている。

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