住友商事は4日、ロシアの高純度石英製造プロジェクトに参加すると発表した。ハイテク企業ルスナノから、同国西南部キシュティムで石英工場を操業するロシアン・クオーツの株式28.69％を取得する。総事業費から換算した出資規模は約14億円。半導体や太陽電池を製造する設備の材料として需要拡大が見込まれる高純度石英の調達先を確保する狙い。
\住友商事は、アジアにおける同プロジェクト製品の独占販売権も得る。
\ルスナノは2011年にロシアン・クオーツの近代化に参画。これまでに年産6,000トンの粉砕工場と年産3,000トンの製精工場を稼動させている。
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