ロシア連邦統計局(ロススタット)が4日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で6.1%上昇し、過去13カ月で最低の伸び率を記録した。前月比では0.2%増だった。住居関連コストの上昇が鈍化したことが主な要因だ。
\製品別のインフレ率をみると、食品は前年同月比で4.6%と8月の4.9%からやや低下した。アルコール飲料が17.1%と最も高い上げ幅を記録した。
\家賃、水道・電力・ガス料金は8.7%で8月より2.1ポイント減速した。
\働き盛り世代1人あたりの食費(月額)を示す「ミニマム・フード・バスケット」は2,758.1ルーブルとなり、前月比で2.8%減少した。しかし、年初に比べると5.5%上昇した。
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