ロシア中央銀行は14日の理事会で、主要政策金利である1週間物入札レポ金利を7.0％に据え置くことを決定した。インフレリスクは依然として高いと判断。利下げを見送った。翌日物固定レポ金利、リファイナンス金利など、その他の政策金利も全て据え置いた。同中銀は通貨ルーブルの記録的安値を受けて3日に緊急利上げを実施したばかり。
ロシア中銀は声明の中で「為替相場の急速な変動が物価に及ぼす影響を抑制することと、金融の安定を維持することが我々の優先事項だ」との立場を表明した。今後数カ月は利下げを行わないとしている。
