2014/3/19

ロシア

新車販売、2月は2%減

この記事の要約

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が11日発表した2014年2月の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は前年同月比2%減の20万6,476台となった。 AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は2月の販売動向 […]

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が11日発表した2014年2月の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は前年同月比2%減の20万6,476台となった。

AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は2月の販売動向について、「例年に比べ良好」としながらも、「ルーブル安により輸入車が高くなることを懸念する消費者が購入を早めに決めたことが背景にあり、3月も良好に推移すると予想されるが、第2四半期も安定した需要が見込めるかについては疑問が残る」との見解を示している。

2月の販売のメーカー・ブランド別では、国内自動車最大手アフトワズのラーダが16%減の3万896台と振るわなかったのに対し、2位のルノーは9%増の1万6,721台と好調だった。上位20社にランクインした日本勢では、日産が31%増の1万7,158台、トヨタも43%増の1万1,892台と大幅な2ケタ増となったほか、三菱自も14%増の6,817台、マツダも13%増の3,899台、ホンダも54%増の2,484台と前年同月を大幅に上回った。