ロシア商用車最大手のGAZは8日から国内で、改良を施した全輪駆動トラック「ウラル‐M」の店頭販売を開始する。石油・ガス、林業、道路建設などの分野に需要があると見込んでいる。
「ウラル‐M」は「ウラル‐4320」シリーズのシャーシをベースにしており、4輪全駆動（4×4）と6輪全駆動（6×6）の2バージョンがある。積載容量が増えたほか、燃費を8％改善した。
エンジンは、欧州の排ガス基準「ユーロ4」を満たした6気筒エンジン「YaMZ‐536」（出力240～312hp）を搭載し、変速機は5速「YaMZ‐1105」と9速「ZF 9S1310TO」を用意している。「ユーロ4」をクリアしたV型6気筒エンジン「YaMZ‐65654」（出力230hp）も選択できる。
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