ルーマニアでリース市場が急成長している。ルーマニア金融サービス事業者連盟ALBの発表によると、2014年1－9月期のリース契約高は9億8,750万ユーロで、前年同期を18.7％上回った。独語ルーマニア情報サイトADZ Onlieが22日報じた。
リース市場拡大のけん引力は自動車リース事業で、前年同期比27.3％増の7億3,742万ユーロに上った。このうち半分を大型トラックが占めた。欧州連合（EU）では来年から排ガス基準ユーロ6に合致する車両しか通行が許可されなくなるため、特に長距離輸送用トラックのリース需要が高まっているという。
一方、機械・装備のリース契約高は2億1,857万ユーロで、1％増にとどまった。
