ハンガリー統計局が11月26日発表した鉱工業生産者価格は前年同月比で0.7％上昇した。今年、前年同月を上回ったのは2月の0.2％についで2度目となる。前月比では0.9％下落し、4カ月連続の上昇にブレーキがかかった。
製造業全体では前年同月比で1.9％上昇し、6カ月連続で値上がった。基礎金属・金属加工品が6.0％、衣料品が5.6％それぞれ大幅上昇した半面、コンピュータ・電子・光学機器は2.1％下落。電気・ガス・空調は6.4％上昇した。製造業は前月比では1.3％下落し、5カ月ぶりに値下がった。
国内向け生産者価格は前年同月比で1.7％下落し、特に電気・ガス・空調が6.9％の大幅下落となった。前月比でも0.6％下落。一方、輸出価格（フォリントベース）は前年同月に比べ2.1％上昇した。前月比では1.1％下落。コークス・石油精製品が5.1 %上昇した半面、機械・装置は0.3％下落した。
