ハンガリー中央統計局（KSH）がこのほど発表した6月の鉱工業生産高（確報値、稼働日調整済み）は前年同月比で6.0％増加し、6カ月連続でプラスとなったものの、上げ幅は5月の6.2％から0.2ポイント縮小した。前月比（稼働日、季節調整済み）では1.1％の増加。
分野別では製造業が12.0％、エネルギーが1.5％の幅で増加した一方、鉱山・採石業は14.0％の減少となり、全体の足を引っ張った。
製造業では13部門のうち12部門で伸びた。同業生産高の3割を占める輸送機器（自動車含む）が21.0％増、同1割を占めるコンピュータ・電子・光学機器が12.0％増と好調だった。唯一縮小したのは通信機器で、8.4％の減少だった。
