トルコ統計局（TUIK）が8日発表した7月の鉱工業生産高（稼働日調整済み）は前年同月比で0.3％の増加にとどまり、過去6カ月間で最低となった。上げ幅は6月の4.9％から4.6ポイント縮小した。前月比（季節・稼働日調整済み）では1.5％の減少。
業種別では製造業が前年同月比で0.2％、電力・ガス・スチーム、空調は2.4％それぞれ増加したものの、鉱業・採石業は3.0％減少した。財別でみると、エネルギーが前年同月から3.3％、非耐久消費財が0.6％、中間財が0.2％それぞれ増加した一方、耐久消費財は2.5％、資本財は1.7％減少した。
前月比では、電力・ガス・スチーム、空調が3.1％、鉱業・採石業が1.2％それぞれ増加した一方、製造業は2.4％減少した。財別ではエネルギーが0.2％増加したものの、耐久消費財（11.3％）、非耐久消費財（2.5％）、中間財（1.7％）、資本財（0.1％）は軒並み減少した。
