ペット用品販売の欧州最大手Fressnapf（クレーフェルト）は創業20年目の今年も2ケタ台の売上成長を見込んでいる。主に店舗数の拡大を通して実現する意向だ。経済紙『ハンデルスブラット』がトルステン・テラー社長への取材をもとに15日付で報じた。
\同社はフランチャイズ方式でペット用品を総合的に取り扱っており、2009年は売上高を前年比12.2％増の12億ユーロに拡大した。国外売上高を20.5％増の3億5,600万ユーロ、国内も同9％増の8億3,000万ユーロに伸ばしている。
\店舗は国外で52店、国内で39店を新設。店舗総数は1,079店（国内761店、国外318店）に達した。加盟店の従業員数は約1,000人増え8,000人を超えた。
\今年も加盟店を国外で約60店、国内で約40店増やし、雇用規模も1,000人伸ばす予定だ。
\加盟店の規模は標準的な店舗で従業員数が7人、大型店では20人に上る。業界では最近、大型店が増える傾向にあるという。
\ペット用品市場は不況の影響を免れており、HB紙によると、昨年の独国内市場規模は36億ユーロに達した。国内にはペットが2,300万匹おり、飼い犬は530万匹、飼い猫は750万匹に上る。キャット用品とドッグ用品の合計売上高はペット用品市場全体の約8割を占めるという。
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