遊びに夢中になり、気がつけば門限時間をとうに過ぎており、慌てて家に帰った――。少年時代にそんな経験をした読者は多いのではなかろうか。
\普段ははっきりと聞こえる夕方の鐘やサイレンが、どういうわけかその日に限ってまったく耳に入らなかいというのは、いかにも子供らしい出来事だろう。
\だが、こうしたことはときに大人にも起きるようである。独東部の都市エアフルトでは5日夕方、衣料品店で試着に夢中になっていた32歳の女性が店内に閉じ込められるという珍事が起きた。
\当然のことながら入店したときは営業中であった。が、、、試着室を出たときは、客はおろか店員もおらず、入口にはしっかりカギがかけられていた。
\途方に暮れて警察に通報。警察から連絡を受けた店員が店に戻り女性を外に出したという。
\それにしても、、、である。この店には閉店時にトイレや試着室を店員が一通り巡回するという決まりがなかったのだろうか？
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