自動車大手の米Ford（ディアボーン）は14日、独ケルン、ザールルイ両工場での生産を長期的に続け、人員も増強すると発表した。販売好調を受けた措置で、現従業員については2017年まで雇用を保障する。
\ケルン工場では車種を小型車「Fiesta」、ザールルイ工場でもコンパクトカー「Focus」に絞り込み、生産を効率化する。ガソリン価格高騰に伴い小型車の需要が急増し、同社の売上成長をけん引しているためだ。年間生産能力はそれぞれ35万台で、ザールルイではFocusの電気自動車（EV）モデルも生産する予定。これを受けケルン、ザールルイで計200人を増員、さらに今後18カ月以内に技術者500人超を採用する。
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