独情報通信業界連盟（Bitkom）が3日発表した国内アンケート調査報告によると、就業時間外にもメールや電話による業務上の応対が可能と回答した就業者は全体の88％を占め、2年前の同73％から大幅に上昇した。Bitkomのディーター・ケンプ会長は、スマートフォン（高機能携帯電話）やタブレットPCの急速な普及により就業時間外にもメールのチェックや返信が可能となったことが背景にあると指摘。「仕事とプライベートの区別は薄れている」との見方を示した。
\アンケートはBitkomの委託を受けて、調査会社のARISが国内の14歳以上の就業者1,000人を対象に実施した。それによると、29％が「常時」、45％が「特定の時間帯に」、15％が「緊急時にのみ」に対応していると回答した。常に対応している人は男性で34％と多く、女性の同24％を10ポイント上回っている。
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