ドイツ連邦統計局が10日発表した2011年8月の製造業売上高（暫定値）は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.4％下回った。比較対象の7月は同4.0％増（修正値）と大幅に伸びておりその反動が出た格好。国内売上が2.0％減となり足を引っ張った。国外は1.4％増で、内訳はユーロ圏が±0％、ユーロ圏外が2.5％増だった。
\部門別ではコンピューター・電子・光学機器の落ち込みが最も大きく、4.6％減少。電気設備（3.1％減）と金属製造・加工（3.0％減）も振るわなかった。
\最も大きく伸びたのは自動車・自動車部品で、6.2％増加した。国内が0.4％減少したものの国外が10.5％伸びで全体を強く押し上げた。
\1～8月の製造業売上は物価・営業日数調整後の実質で前年同期を9.6％上回った。国内が8.3％、国外の11.1％の幅でそれぞれ増加。国外の内訳はユーロ圏が9.0％増、ユーロ圏外が12.7％増だった。
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