商用車大手の独MAN（ミュンヘン）は21日、ブラジル事業を強化すると発表した。現地市場の拡大に対応することが狙い。2012～16年の5年間に4億ユーロを投じてレセンデ工場に大型トラックの生産ラインを新設、研究開発も強化する。
\同社は2009年1月、Volkswagen（VW）から中大型トラックとバスを生産するブラジル子会社VW Truck & Busを買収し、南米事業を本格化させた。ブラジルでは5トン以上のトラック市場で30％以上のシェアを持つ最大手メーカーとなっている。
\南米ではこれまで、もっぱらVWブランドで車両を販売してきた。レセンデ工場の新生産ラインではMANブランド車を初めて生産する。MANブランド車は2012年から生産を開始、車種を漸次、増やしていく。
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