ドイツ連邦経済省が6日発表した2011年10月の製造業受注高は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比5.2％増（暫定値）となり、9月の同4.6％減（修正値）から大幅に改善した。受注が増加するのは4カ月ぶり。国外受注が8.3％伸びて全体を強く押し上げた。国内は1.4％増。国外の内訳はユーロ圏が8.9％増、ユーロ圏外が7.9％増だった。
\部門別では投資財の伸び率が最も大きく7.8％に達した。中間財は2.0％増、消費財は1.3％増だった。
\大型受注による統計上のブレが小さい2カ月単位の比較をみると、9～10月は前の期の7～8月を2.7％下回った。国内と国外がそれぞれ3.9％、1.8％の幅で落ち込んでいる。国外はユーロ圏が7.5％後退したのに対し、ユーロ圏外は2.6％の伸びを示した。部門別では中間財が5.0％減少、投資財と消費財もそれぞれ1.5％減、0.4％減となった。
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