エネルギー大手の独RWE（エッセン）が天然ガスパイプラインを運営するチェコの傘下企業NET4GASを年末までに売却する方針だ。総額110億ユーロの資産を放出する計画の一環で、すでに売却に向けた準備を開始した。チェコ子会社RWE Transgasが9日、明らかにした。
\NET4GASはチェコ国内に総延長2,500キロメートルのガスパイプラインを持つ。現地紙『Hospodarske noviny』によると、同社の競売入札にはおよそ10社が応札する見通し。売却価格は最大500億コルナ（20億ユーロ）に上るとみられている。
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