経営難の太陽電池大手Solarworld（ボン）は18日の暫定決算発表で、6月末時点の流動資産が1億6,200万ユーロとなり、昨年末の2億2,400万ユーロから28％減少したことを明らかにした。利払いのほか、将来に向けた技術投資が響いた。同社は経営再建に向けて債務の株式化と減資・増資手続きを行いたい考えで、今後開催される株主総会と社債権者集会で承認の確保を目指す。
\2012年1-6月期（上半期）の売上高は約2億100万ユーロで、前年同期の3億4,000万ユーロから41％減少した。太陽電池モジュールやウエハーの販売規模が344メガワットから233メガワットへと32％落ち込んだことが影響。特にドイツ販売が振るわなかった。営業赤字は6,900万ユーロで、前年同期の1億4,400万ユーロから大幅に縮小した。
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