再保険大手の独Muenchener Rueck（ミュンヘン）が6日発表した2013年4-6月期（第2四半期）の営業利益は前年同期比46.1％減の5億9,400万ユーロと大幅に落ち込んだ。自然災害に伴う保険金支払額が大きく膨らんだことのほか、金融市場の低金利が影響。最終利益も33.1％減の5億4,300万ユーロへと後退した。
\保険金支払額が大きかった災害は独中欧を襲った洪水、米ユタ州の銅鉱山での地崩れ、米オクラホマ州の竜巻。同社の試算によると、洪水被害の保険金支払額は計2億3,000万ユーロで、そのうち5,000万ユーロは元請子会社Ergoが引き受ける。
\営業利益を部門別でみると、再保険は54.6％減の3億6,100万ユーロに後退。元請も36.2％減の1億8,700万ユーロと振るわなかった。
\13年通期の最終利益で30億ユーロを確保するとした目標は据え置いた。1-6月期の最終利益は前年同期比4.5％減の15億2,200万ユーロだった。
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