国際コンサルティング大手ブーズ・アンド・カンパニーが21日発表した企業の研究開発(R&D）投資に関する調査レポートによると、世界大手1,000社の2012年のR&D投資額は計6,380億ドルで、前年を5.8％上回った。1位には独フォルクスワーゲン（VW）が前年の11位から急上昇。前年トップのトヨタは6位に後退した。
\ドイツ企業はトップ1,000に44社がランクイン。R&D投資額は前年比11.9％増の計496億ドルで、伸び率は1,000社平均（5.8％）の2倍強に達した。同投資額は欧州最大で、2位にはフランス（8.8％増の352億ドル）、3位にはスイス（3.3％増の311億ドル）が付けた。
\ドイツをけん引しているのは自動車メーカーで、VW、ダイムラー、BMWの3社だけで全体の47％に当たる231億ドルに達した。VWは前年の77億ドルから114億ドルへと48％も増加している。
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