ドイツ連邦統計局は7日、2012年時点で40～44歳だった女性の22％が子供を1人も出産していないことを明らかにした。同比率は西部地区で23％と高い。かつて社会主義国家だった関係で保育施設が充実している東部地区は15％にとどまったものの、08年を5ポイント上回っており、急速に増えている。西部地区の増加幅は同1ポイントにとどまった。
\子供を持たない女性の割合は特に西部地区の大卒者で高く、45～49歳では32％に達した。
\一方、出産経験のある女性が産む子供の数は平均2人で、そのうちうち出生数が1人の女性は31％、同2人は48％、3人は15％で、4人以上は6％だった。
\第1子と第2子の出産間隔をみると、全体の50％が3.3年以内に収まった。第2子と第3子では同3.9年と間隔がやや大きい。第1子の出産から第3子の出産までの期間は平均7年強。
\末子の出産後3年以内に復職する女性は32％で、同1年以内は9％にとどまった。子供が3歳～5歳の母親では復職率が62％に高まり、15～17歳では73％に上る。
\3歳未満の子供を持つ夫婦（非婚を含む）の就労状況をみると、夫のみが働いているのは全体の53％で最も多かった。2位は共働き（同29％）で、これに夫婦ともに働かない（14％）、妻のみが働く（3％）が続いた。
\未成年の子供がいる世帯は約810万に上った。そのうちの85％は子供が2人以内で、3人以上は15％だった。
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