ドイツ連邦統計局によると、同国の「温暖化防止産業」の2011年売上高は455億ユーロだった。企業数は約9,000社に上る。統計局は温暖化防止企業を◇二酸化炭素（CO2）をはじめとする温暖化効果ガスの排出削減に役立つ製品・サービスを提供する◇再生可能エネルギーの利用ないしエネルギー効率向上、省エネに役立つ製品を製造ないし設置する――のいずれかに該当する事業者と定義している。
\温暖化防止産業のなかで最も大きな部門はソーラーエネルギー（太陽電池の製造・設置）で、売上高は143億ユーロに上った。これにエネルギー効率引き上げ（断熱壁などの製造・設置）が92億ユーロで続き、3位は風力発電（売上高83億ユーロ）だった。
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