印刷機械大手の独Heidelberger Druckmaschinenは5日、ソフトウエア開発のNeo7evenに資本参加すると発表した。デジタル事業を強化する戦略の一環で、出資によりクロスメディア・パブリッシング事業に参入する。出資比率や取引金額は明らかにしていないものの、『ハンデルスブラット』紙によると50％弱の資本を掌握するもようだ。
\Neo7evenはジーゲンに本社を置く企業で、従業員数は50人。雑誌やインターネットなど種類の異なる媒体にブランドの一貫性などを維持しながら効率的に情報を配信するクロスメディア・パブリッシング用ソフトを手がける。
\Heidelbergerはまた、デジタル関連事業を1つの部門に統合する方針も明らかにした。ソフト事業のほか、富士フイルム、リコーとの提携業務も同部門に組み込まれる。
\
