ドイツ連邦統計局が12日発表した死因統計によると、2012年の国内死亡者数は86万9,582人で、前年から2％増加した。最大の死因は心臓循環器系疾患で、全体の40％以上を占めた。65歳以上の高齢者に限ると、同割合は92％に達する。
\死因2位はがんで、25.5％に上った。男女別でみると、男性では消化器系と呼吸器系のがんが最も多い。女性では乳がんが最大で、これに消化器系が続いた。
\増加率が高いのは感染・寄生虫症による死亡だ。全体に占める割合は2.1％にとどまるものの、増加率は10％に上った。02年に比べると75％も増えている。
\怪我や中毒などの外因性の死亡は全体の3.8％を占めた。自殺者は9,890人で、同1.1％に上る。自殺と交通事故で死亡した人のそれぞれ4人に3人は男性が占めており、性別による差が極めて大きい。
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