自動車用照明・電子部品大手の独Hellaが本社所在地リップシュタットで従業員およそ800人を削減する。生産・管理分野で高度な能力を必要としない業務の大幅削減を通して競争力を強化することが狙い。業績は悪化していないもようだ。広報担当者への取材などをもとに4日付『ハンデルスブラット』紙が報じた。
\高齢者パートタイム制度を利用して従業員を約300人削減。また、解雇一時金を支給して約450人を整理する。これらの措置により同拠点の従業員数は4,800人未満に減少する。
\同社は世界35カ国以上で事業を展開し、拠点数はおよそ100カ所に上る。従業員数は2万7,000人強。2012年5月通期の売上高は前期比9％増の48億ユーロ、営業利益（EBIT）は同27％増の3億4,100万ユーロで、ともに過去最高を更新した。13年11月中間期でも増収増益を確保したとしている。
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