半導体大手の独Infineon（ミュンヘン）が1月30日発表した2013年10-12月期（第1四半期）の最終利益は8,700万ユーロとなり、前年同期の1,900万ユーロから約4.6倍の規模に拡大した。コスト削減が順調に進んだほか、自動車業界からの受注が好調で全体が強く押し上げられた格好。営業利益も前年同期の4,400万ユーロから2.6倍の1億1,600万ユーロに増加した。
\売上高は9億8,400万ユーロで、16％増加。売上高営業利益率は前年同期の5.2％から11.8％へと大きく上昇した。
\オートモーティブ部門（ATV）の売上高は20％増の4億5,200万ユーロに達し、全体の46％を占めた。同営業利益は2,000万ユーロから2.8倍の5,500万ユーロに拡大している。
\14年9月通期決算では売上成長率で最大11％、売上高営業利益率で同14％を見込む。コスト削減規模は1億ユーロのケタ台に乗る見通しという。
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