独建設業全国連盟（HDB）は24日、2013年の業界売上成長率が3.1％に達したと発表した。昨年11月の時点では昨冬の寒波の長期化や5月の悪天候、6月の洪水被害を踏まえ、成長率が2％に達するとした年初の予測を実現できないとしていたが、12月の気温が温暖で同月の成長率が前年同月比13.7％に達したことから、13年全体の伸び率が大きく押し上げられた。同年の成長率は実質ベースでも1.5％に達している。
12月の売上成長率（名目）を部門別でみると、公共建設は20.0％、住宅は16.5％、商工業施設は7.1％だった。
受注も好調で13年は前年比3.7％増、12月は前年同月比14.2％増に達した。今年の自社売上が前年を上回るないし横ばいを保つと予想する会員企業は合わせて約90％に上っており、HDBは14年の業界売上成長率が3.5％（名目）に達するとの予測を示した。
