独情報通信業界連盟（Bitkom）が連邦ネットワーク庁のデータをもとに13日発表したところによると、ドイツのモバイルデータ通信量は昨年2億6,700万ギガバイト（GB）に達し、前年の1億5,600万GBから71％増加した。スマートフォン、タブレットPC、LTE通信の普及がデータ通信量を急速に押し上げている。ネットワーク機器大手の米シスコはドイツのモバイルデータ通信量が2018年までに10倍の規模に拡大すると予想する。
スマートフォンやタブレットPC向けのソフトウエアであるアプリの需要も急速に伸びている。Bitkomが市場調査会社research2guidanceのデータをもとに12日発表したプレスリリースによると、国内のアプリダウンロード件数は今年34億件に達し、3年前の3.5倍に拡大する見通しだ。アプリ関連の市場規模も昨年の5億4,700万ユーロから31％増えて7億1,700万ユーロに拡大する見込み。
