フィンランドの自動車部品メーカーValmet Automotive（ウーシカウプンキ）は2日、独オスナブリュックでのルーフシステム生産事業をポーランド西部のジャリに移管すると発表した。カブリオレ向け需要の低迷を受けた措置。これに伴い従業員230人を削減する。
Valmetは2009年に経営破たんした独同業Karmannの車両用ルーフシステム事業を10年に買収。オスナブリュック工場を手に入れた。同工場ではすでに過去数カ月間に、定年退職と希望退職を活用して70人を整理してきた。管理部門の約100人は引き続き雇用する。
Vamletはルーフシステムを主にDaimler、BMW、Volkswagen（VW）、Bentleyに供給している。
