保険大手の伊ゼネラリは21日、ドイツ事業の再編計画を発表した。競争力の強化が狙いで、組織を大幅に簡素化するほか、保険商品の種類を顧客ニーズに見合う形で整理。無駄なコストを削減する考えだ。ゼネラリはすでにイタリアとフランスで組織を再編している。
ドイツ事業は現在、ケルンに統括会社ゼネラリ・ドイチュラント・ホールディングがあり、その下に事業会社ゼネラリ・フェアジッヒャルング、ゼネラリ・レーベンを設置している。今後はこれら3社を新設会社ゼネラリ・ドイチュラントAGに統合する。新会社の本社はミュンヘンに置く。
同社はドイツで様々な種類の保険商品を販売しているものの、顧客のニーズに見合ったものは少ないと反省。今後は顧客の満足を得られる商品、サービスを展開していく考えだ。
