半導体受託生産世界2位の米グローバルファウンドリーズは13日、独東部のドレスデン工場に設備投資を行うと発表した。省エネ性能が高い次世代半導体を生産。業界最大手の台湾TSMCを追撃する。
ドレスデン工場に2億5,000万ドルを投資。半導体ウエハーの生産能力を3分の1引き上げて年100万枚とする。完全空乏型シリコン・オン・インシュレーター（FDSOI）というタイプの次世代半導体を量産し、市場シェアを拡大する考えだ。
グローバルファウンドリーズの売上高は44億ドルで、半導体受託生産市場シェアは9.4％。TSMCは売上高が252億ドルで、2位以下に大きく水をあけている。
