独ソフト開発会社のコンタクト（ブレーメン）とギリシャの同業ベータCAEシステムズ（テッサロニキ）は、製造業向けのソリューション開発で提携する。具体的には安全性評価試験システムを製品ライフサイクル管理ソフト（PLM）に組み込むことを目指す。コンタクトが1月26日、明らかにした。
\コンタクトによると、現行のPLMソリューションでは静力学、振動、騒音、衝撃、材料疲労といった特性を評価するためのシミュレーション機能が十分に組み込まれていない。製品開発から設計、製造、販売に至るまでの過程で生じた変更は迅速かつ正確にそれぞれのステージに反映させる必要があるが、多くの場合、独立したシステムとなっている。このため、手作業でデータ移管する際に思わぬミスが発生することがある。
\両社はこれらの問題を解決するため、評価試験シミュレーションシステムとPLMを統合することにした。
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