独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは1月26日、独鉄鋼大手テュッセンクルップの自動車システム部門(TKAS)からキャブサスペンション事業を買収することで合意した。ZFのトラック部品事業の製品ポートフォリオを補完するのが狙い。買収額など詳細は明らかにしていない。
\TKASのキャブサスペンション事業部はドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州中部のヴェアドールにあり、従業員(正社員)は現在41人、売上高は1,500万ユーロ。ZFは買収手続きを3月末までに完了させる予定。手続き完了後は、年末までにヴェアドールの工場をZFのディーリンゲン工場と統合する。ヴェアドール工場の従業員は、ディーリンゲン工場に転勤することができる。
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