プレス機械世界最大手の独シューラーは1月25日、2011/12年第1四半期（2011年10－12月）決算の売上高が前年同期比50％増の2億7,600万ユーロに拡大したと発表した。11年末の受注残高は11億5,000万ユーロだった。好調な滑り出しを受け、同社のシュテファン・クレーバート社長は、通期で15％の売上成長（11億ユーロ以上）と9％（EBITDAベース）の利益成長を確保する目標を「達成できる」との見通しを示した。
\前年度（2011年9月決算）の新規受注は61.2％増の13億2,000万ユーロとなり、過去最高を記録した。同社にとって第2の市場であるアジア地域からの受注が37.7％増の3億9,000万ユーロに大幅拡大したほか、本拠地ドイツでも景気回復にともなって需要も回復し、60.3％増の4億1,500万ユーロに急伸した。ドイツ以外の欧州でも受注が前年度の6,900万ユーロから3億700万ユーロととなり、4倍以上の伸びを示した。売上高も47.4％増の9億5,800万ユーロに拡大した。
\詳細な決算報告は2月末に発表する予定。
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