独自動車開発・設計会社のエダック(EDAG)はジュネーブ国際モーターショーで、カーシェリングでの利用を想定した電気自動車のコンセプトカー「EDAGライトカー・シェアリング」を世界初公開する。不特定の人が必要な時に必要な時間だけ利用することを考慮し、「とにかく簡単・気軽に利用できる」をコンセプトに、操作の簡便性を徹底追及した。
\EDAGライトカーの運転席には、アクセル、ブレーキ、ハンドルとウィンカーレバーしかついていない。ダッシュボードやドアポケットといった小物入れのスペースも省いた。走行データなどを表示するディスプレーは1つだけで、速度、バッテリー残量、走行可能距離、ナビデータを表示する。乗降は左右のサイドドアとバックドアの3カ所からできる。乗車定員は6人。車高は1.9メートルと高く、楽に乗降できる。座席の一部は折り畳み式になっており、必要に応じてベビーカーなどの大型荷物を積み込むことができる。
\照明・ライトにはLEDを採用している。「空車」「利用中」「充電中」などの情報はサイドドアに取り付けられたパッドに表示する。また、乗降時の安全を確保するため、安全ゾーンをレーザー光で路上に投影する機能も付いている。
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