仏自動車部品大手のフォルシアが8日発表した2011年12月期（通期）連結決算は、総売上高が前期比17.4％増の161億9,000万ユーロ、営業利益が同43％増の6億5,100万ユーロ、純利益が84％増の3億4,100万ユーロにそれぞれ拡大した。すべての地域で販売が拡大し、増収増益に貢献した。
\製品売上高は15.8％増の123億9,100万ユーロ。地域別で見ると、主力の欧州で11％増の78億1,500万ユーロ、北米が32.6％増の25億7,900万ユーロ、南米が14.8％増の6億3,900万ユーロ、アジアが15.4％増の11億1,700万ユーロ、その他の地域が30.9％増の2億4,100万ユーロといずれも増収となった。製品別売上高は、自動車用シートが8.3％増の47億7,000万ユーロ、内装システムが14.1％増の30億7,500万ユーロ、エギゾースト・システムが20.7％増の29億3,500万ユーロ、エクステリアが10.9％増の16億1,100万ユーロにそれぞれ拡大した。
\フォルシアは12年通期の業績目標を、総売上高で163億～167億ユーロ、営業利益で6億1,000万～6億7,000万ユーロに設定している。
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