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2012/2/24

企業情報 - 自動車メーカー

現代自、チェコ工場の生産拡大

この記事の要約

韓国の現代自動車はチェコ東部にあるノショビツェ工場の生産を今年は約30万台に引き上げる計画だ。同社欧州法人のアラン・ラッシュフォース最高執行責任者(COO)が新型「i30」の発売に向けた記者会見で、独業界紙『オートモビル […]

韓国の現代自動車はチェコ東部にあるノショビツェ工場の生産を今年は約30万台に引き上げる計画だ。同社欧州法人のアラン・ラッシュフォース最高執行責任者(COO)が新型「i30」の発売に向けた記者会見で、独業界紙『オートモビルボッヘ』に明らかにした。

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ノショビツェ工場では2011年に前年に比べ約5万台増の25万1,000台以上を生産した。昨年9月からは3シフト制を導入するなど生産能力を強化している。

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ラッシュフォースCOOは2012年の欧州販売について、市場シェアを昨年の2.9%から3.5%に拡大する方針を示している。同社は2013年までに欧州販売を50万台に引き上げる目標を掲げている。

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欧州自動車工業会(ACEA)によると、現代は欧州連合(EU)域内で昨年、前年比10.4%増の38万2,255台を販売し、市場シェアを前年の2.6%から2.9%とした。

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今年は昨年に市場投入した「i40」や新型「i30」が販売を後押しするとみられている。

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■ 独法人の本社をオッフェンバッハに移転

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現代自は独法人の本社を従来のネッカーズルムからフランクフルト近郊のオッフェンバッハに移転する。スイスの自動車販売大手エーミール・フライ・グルッペ(EFG)から、ドイツ法人ヒュンダイ・モーター・ドイッチェラントの資本を取得し、2012月1月1日付で完全子会社としたことに伴う措置。

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『オートモビルボッヘ』紙によると、オッフェンバッハの拠点に社屋を増設し、2年以内に移転を完了する見通しという。同紙によると、ネッカーズルムでは現在、150人が勤務している。

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同紙によると、現代自はフランス法人も今年初めに子会社化した。これにより、ドイツ、英国、フランス、イタリア、スペインの欧州主要5カ国の現地法人を子会社化したことになる。欧州では、この5カ国にチェコ、スロバキアなどを加えた計9カ国で現地の販売会社を傘下に収めているという。

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