米自動車部品大手のジョンソン・コントロールズは22日、独高級車メーカーBMWの新型「3シリーズ」にドアパネルやシート構造、計器群を供給すると発表した。
\ドアパネルは天然素材と樹脂を組み合わせた複合構造で、従来製品に比べ重量を20％削減した。外から見えない部分は主に木質繊維を使用している。
\シート構造では、高張力鋼の使用により、優れた強度と軽量化を同時に実現した。同シート構造を採用したドライバーシートは従来製品に比べ3～4キログラム軽い。また、シートの調整機構に使用する電気モーターは、従来のフェライト磁石に比べ磁力の強いレアアース磁石を部分的に採用することで小型・軽量化した。
\計器群はアナログ表示とLEDパイロットランプ、2.7インチのTFT液晶ディスプレーで構成されている。また、車載表示システムには、高速差動インターフェースAPIXを採用し、大容量データの高速通信を可能にしている。
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