韓国の起亜自動車は8日、スロバキアのジリナ工場の10月の生産台数が前年同月比35％増の3万台に達したと発表した。2006年12月に同工場で量産を開始して以来、単月の生産台数としては過去最高になるという。今年通期は28万5,000台の生産を見込んでいる。
\同工場では11月初めにすでに、昨年の通期の生産台数（25万2,252台）を超えている。今年初めに第3シフトを導入したことや、「シード」で新たに2モデルの量産を開始したことが生産台数の増加に寄与している。最近は特に8月末に欧州全域で出荷を開始した「シード・スポーツワゴン」の販売好調が生産台数の増加に寄与しているという。
\1～10月のエンジン生産は、前年同期比29％増の39万7,000基だった（2011年通期：35万9,578基）。
\同工場ではさらに2013年第1四半期（1-3月）に新型「プロシード（Pro-cee’d）」の3ドアモデルの量産を開始する計画という。
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