独高級車メーカーBMWは、独レーゲンスブルク工場を拡張する。将来のモデル多様化に対応できる体制を整えるためで、2015年までに3億6,000万ユーロを投資して2本目の車体組み立てラインを増設するほか、生産棟と物流センターも増設する計画。同工場のアンドレアス・ヴェント工場長などが8日、記者会見で明らかにした。
\レーゲンスブルク工場の拡張を決めたのは、既存の工場やライン設備では市場投入が予定されている新モデルの組み立てに対応できないため。
\投資計画によると、新設する組み立て工場の床面積は4万5,000平方メートルで、溶接・接着・測定ロボットを計850台導入する。また、既存の組み立て工場(床面積2万平方メートル)を近代化し、生産の柔軟性と効率性をさらに向上させるとしている。
\