独自動車大手ダイムラーのディーター・ツェッチェ社長は27日、韓国のソウルでメルセデスベンツブランドの研究開発センターを同国に設ける計画があると明らかにした。テレマティクスに重点を置いた研究チームを結成する方針であるという。27日付けの独業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。
\同紙によると、ダイムラーは韓国における販売台数を今後6年以内に2倍に引き上げることを目指している。今後の事業拡大に向け、520億ウォン（3,600万ユーロ）を投資して建設する交換部品の配送センターを2014年半ばに開設する計画があるほか、従業員の訓練センターや社会貢献活動（CSR）を目的とした基金「メルセデスベンツCSRファンド」を立ち上げる計画もあるという。
\韓国自動車輸入業者協会（KAIDA）によると、韓国市場におけるメルセデスベンツの2012年通期の新車登録台数は前年比4.4％増の2万389台だった。今年1～10月の累計は前年同期比20.5％増の2万822台と好調に推移している。
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