独自動車部品大手コンティネンタルの運転支援システム開発部門(リンダウ拠点)は22日、ドイツのケンプテン単科大学に安全運転システムをテーマとする寄付講座を開設することで同大学と合意した。先端技術の産学連携を促進し、幅広い研修・教育によって将来の戦力となる優秀な人材を育成する。コンティネンタルが寄付講座を開設するのは今回が初めて。
\コンティネンタル・シャーシ・セフティー事業部門のカールハインツ・ハウプト運転支援システム部長は、「当社は自動運転や安全運転支援システムなどの先端技術の開発に取り組んでおり、これを担う人材を必要としている」と述べ、教育支援の重要性を強調した。
\講座は14年の夏学期からスタートする。期間はとりあえず5年とし、必要に応じて延長する予定。コースを修了した学生は修士(マスター・オブ・サイエンス)の学位を取得できる。夏学期の入学願書受付は来年1月15日までとなっている。
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