Nissan

日産自動車 は4月25日、ナイジェリアで自動車生産を開始したと発表した。同国南西部のラゴスにある組み立て工場で四輪駆動車「パトロール」の生産を開始した。また、「アルメーラ」と「NP300」も5月初めから小規模で生産を始め、8月には量産を開始する計画という。日産は2016年度末までに営業利益率で8％を達成する目標を掲げた中期経営計画「日産パワー88」に取り組んでおり、この中で中南米やアジア諸国、アフリカなど高成長を続ける市場での事業拡大を目指している。アフリカ大陸では販売台数を2012年末の11万台から2016年までに2倍に増やす計画。このような成長戦略においてアフリカ最大の人口を擁するナイジェリアは重要な市場になるという。現地生産する3車種を通してナイジェリア市場におけるプレゼンスを高めていく方針を示している。