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2014/5/9

一般・技術・その他 (旧)

独ダイムラー、定年退職者を期間限定で再投入

この記事の要約

独自動車大手のダイムラーは7日、定年退職者を再雇用するイニシアチブ「スペース・カウボーイ ダイムラー・シニア・エキスパーツ」の現状について報告した。同イニシアチブは退職者をアドバイザー的な役割で期間限定で再雇用するもので […]

独自動車大手のダイムラーは7日、定年退職者を再雇用するイニシアチブ「スペース・カウボーイ ダイムラー・シニア・エキスパーツ」の現状について報告した。同イニシアチブは退職者をアドバイザー的な役割で期間限定で再雇用するもので、2013年5月1日のスタートから1年が経過した。

同イニシアチブには現在、約390人が登録している。この1年間に再雇用の機会を得た人は約100人で、労働日数は合計で約7,000日になるという。生産現場に近い分野や情報技術(IT)、研究開発などで人材需要がある。例えば、古いITシステムを新システムに刷新する際、旧システムのプログラム言語が分かる従業員がおらず、定年退職者の助けを借りた例などがあるという。

独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、同イニシアチブの給与形態は退職前の給与水準とは関係なく、個々のケースに応じて日当報酬を決めているという。

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