英自動車工業会（SMMT）が4日発表した2014年11月の乗用車新車登録は前年同月比8.0％増の17万2,327台に拡大した。販売増加は33カ月連続。1～11月の累計は前年同期比9.4％増の231万237台だった。
SMMTは販売好調について、消費者の景気信頼感が依然として高く、予想を上回る成長が続いているとの見解を示している。顧客カテゴリー別では、個人、法人向けのいずれも販売が伸びており、カテゴリー別では代替燃料車が特に大幅な伸びを示している。
SMMによると、セグメント別ではミニ（現代「i10」など）およびスーパーミニ（フォード「フィエスタ」など）が大幅に伸びている。ランニングコストの低さや快適性・安全性の向上などが販売好調の背景にあると分析している。また、デュアルパーパス（起亜「スポーテージ」など）とマルチパーパース（ボクソール「ザフィーラ」など）もこの5年間で販売が大きく伸びているという。
