独自動車部品メーカーのヘングスト・オートモーティブはこのほど、印同業ルマン・インダストリーズ（Luman Industries）と乗用車・商用車向けろ過モジュールの生産を手がける合弁会社を折半出資で設立したと発表した。
新会社ヘングスト・ルマン・インディアはデリーに工場を構え、ダイムラーのインド子会社などに製品を供給する。ヘングストとルマンはこの合弁事業に向こう5年間で30億ルピーを投資する計画だ。
ヘングスト・オートモーティブのシュトーサー最高経営責任者（CEO）は、合弁は同社とルマン・インダストリーズの双方にメリットがあると強調。「ルマンはインド市場に精通し、我が社には深い技術的知識があり、ぴったりのパートナーだ」と述べた。
ヘングストは自動車・エンジン向けのろ過および流体管理のスペシャリストであり、ドイツ、ブラジル、中国、北米、シンガポールに拠点を持つ。
