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2015/2/6

企業情報 - 部品メーカー

ミシュランとエアリキード、持続可能なモビリティを支援

この記事の要約

仏タイヤ大手ミシュランと産業ガス大手エアリキードはこのほど、持続可能なモビリティを支援する投資ファンド「エコモビリティ・ベンチャーズ」に参加すると発表した。 エコモビリティ・ベンチャーズは2011年にフランス国有鉄道(S […]

仏タイヤ大手ミシュランと産業ガス大手エアリキードはこのほど、持続可能なモビリティを支援する投資ファンド「エコモビリティ・ベンチャーズ」に参加すると発表した。

エコモビリティ・ベンチャーズは2011年にフランス国有鉄道(SNCF)、通信大手オレンジ、石油大手トタルの3社が創設した投資ファンドで、輸送サービス、革新的な情報技術、コネクテッド・ビークルとモビリティ・ソリューション、インテリジェント・インフラの4つの主要分野を対象に投資を行っている。基金の規模は3,100万ユーロ。

ミシュランのヌアル取締役は、「世界中で10億台の自動車が走行し、2030年までにさらに6億台が追加されるという時代に、ミシュランの主要な使命は最も環境にやさしいモビリティ・ソリューションの設計、生産、推進にこれまで以上に取り組むことだ」とコメント。エアリキードのフラン副社長(先進ビジネス&技術担当)は、傘下のベンチャーキャピタ子会社のALIADを通じてエコモビリティ・ベンチャーズに参加することを明らかにしたうえで、「水素モビリティやその他の革新的なエネルギーソリューションの普及が輸送部門で始まったばかりの時点では、モビリティの利用とビジネスの変化を注視する必要がある」と述べた。

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